Every Piece Begins with Japanese Silk.
すべては絹から始まる
tommegのものづくりは、一枚の絹と向き合うことから始まります。
人の動きによって生まれる、しなやかなドレープ。光を受けるたびに表情を変える上品な艶とテクスチャー。
美しいものには、理由がある。
高温多湿な日本の風土の中で、古くから暮らしに取り入れられてきた絹。天然素材が持つ機能を、昔の人は経験から知っていたのだと思います。
その理由を生かしながら、今を生きる人の身体に心地よい服をつくること。それがtommegの出発点です。
体を服に合わせるのではなく、服が人の動きについてくる。
直線から生まれる折り紙発想の構築的なフォルムと、絹だからこそ描けるフルイドなシルエット。歩く、座る、振り返る。動くたびに布の表情が変わり、その人だけのシルエットになります。
美しさを求めることと、心地よくいられること。どちらかを選ぶ必要はないと考えています。
袖を通した瞬間、心がほぐれる。
そんな感覚まで、デザインの一部です。
流行は移り変わっていくもの。けれど、好きなものまで変える必要はないのです。
今年だけ似合う服ではなく、年齢を重ねても、その人らしく着られること。
何年経っても、出かける朝に自然と手が伸びる。袖を通せば、「やっぱりこれが好き」と思える。
誰かに憧れるより、自分らしくいられる服を選ぶ。
それもまた、豊かな装いのひとつだと考えています。
10年後も、お気に入りであり続ける一着を。
クローゼットの奥へしまわれる服ではなく、何度も着て、時間を重ね、それでも選びたくなる服。
美しいものは、日常の中で使われてこそ、その価値を持つ。
tommegが届けたいのは、そんな一着です。